2019.08.07
ヘアライン加工を施した結婚指輪作品集
タイトルにある通り、今回はヘアラインを入れた結婚指輪を画像を通してご紹介していきたいと思います。
まずは、ヘアラインとは何ですか!?にお答えします。
知っている方はすみません。念のため簡単にご説明していきます。
ヘアライン加工とは指輪の表面に施す仕上げ加工のことを指します。
無数の線を一定方向に筋付けした加工です。
細かい線なので、遠目で見るとホーニング加工(つや消し)にも見えますが根本的には異なる加工方法です。
一般的によく見るのが、Men’sウォッチのステンレスバンド。
よく見るとポリッシュとヘアラインの加工で分かれていませんか!?
イメージはあのような感じです!!
加工方法は単純で、研磨機で筋付けしているだけなんです。
バフがけの機械に束子を取り付けて磨いているようなイメージです。
なんとなく想像はつきますでしょうか!?
細かい線をひとつ1つ筋付けしている訳ではないのです。
ある意味ランダムに一定方向に向かって筋付けしているのがヘアライン。ということです。
では結婚指輪に施したらどんな感じになるのか興味が湧いてきたと思いますので早速ご紹介致します。
結婚指輪の上下数ミリにはヘアライン加工を施していません。
ポリッシュ加工とヘアライン加工の部分がはっきりと分かるので指輪本体が引き締まったように見えます。
画像左のMen’sリングにヘアライン加工。斜めに入れることでヒネリを活かしたリングの特長がはっきりします。
かっこいいリングです。
画像右のMen’s結婚指輪。全体的にヘアライン。温かい雰囲気になります。
指輪側面には敢えてヘアラインを掛けていません。
こちらの婚約指輪全体的にヘアラインを施しています。
アンティークな印象にも見えませんか!?落ち着いた雰囲気の婚約指輪です。
結婚指輪上部にヘアライン。ウェーブが掛かったデザインでも加工は行えます。
ヘアラインがあることで指輪中央の区切り線がはっきりと際立ちますね。
最後に
ヘアライン加工を施した結婚指輪はいかがでしたか!?
ホーニング(つや消し)・スターダスト加工に比べスタイリッシュな印象を受ける加工であると思います。
手作り指輪なので、どうせなら表面仕上げ加工を施したい!!というお客様は多くいます。
ヘアラインはそこまで目立つ加工では無いので、控えめな印象で作製を考えている方も検討してみる価値はあると思います。
まだまだご紹介できていない結婚指輪たくさんあります。
ホームページ内の先輩カップル作品集もご覧頂きたいのですが、
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よろしければそちらもご覧になって下さい。
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